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「これ、〇〇さんしか分からないんですよね」と言われたときの話

現場で、こんな言葉を聞くことがあります。

「これ、〇〇さんしか分からないんですよね」

 

最初は、よくある話だなと思っていました。

 

実際、その方はとても頼りになる存在で
周りからの信頼も厚く、業務も問題なく回っていました。

 

ただ、あるとき。

 

その方が急にお休みされることになりました。

 

するとどうなったか。

・誰も判断ができない
・確認が進まない
・作業が止まる

 

一気に流れが止まってしまいました。

 

そのときに初めて気づいたんです。

「回っていた」のではなく
「その人で回っていた」という状態だったことに。

 

もちろん、誰かに頼ること自体は悪いことではありません。

 

むしろ、信頼されている証でもあります。

 

ただ

 

“その人がいないと回らない状態”

 

になってしまうと
少しずつリスクが積み重なっていきます。

 

それ以降、その現場では

・情報の共有
・手順の見える化

 

といった取り組みを

少しずつ進めていきました。

 

すぐに大きく変わるわけではありませんが

 

「誰か一人に依存しない状態」

 

に近づいていくことで
現場全体の安心感も変わっていきます。

 

新年度のスタート。

 

こうした“現場の当たり前”を
少しだけ見直してみるのも
良いきっかけかもしれません。

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